新型含む3価インフルワクチン製造へ―厚労省方針(医療介護CBニュース)

 厚生労働省は3月15日、来シーズンの流行に向けて製造するインフルエンザワクチンを、新型と季節性を混合した3価ワクチンとするよう各ワクチンメーカーに伝える方針を固めた。同日の「厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会」で明らかにした。最終的な製造方法はメーカー側が決定する。

 3価は新型のほか、A香港型とB型。今シーズンの季節性インフルエンザワクチンはA香港型、B型、Aソ連型の3価だが、WHO(世界保健機関)の推奨通り、来シーズンには、このうちAソ連型から新型に推奨株を変更する。
 WHOでは、3種を混合した3価ワクチンにするか、新型だけの1価ワクチンにするかの判断は各国に委ねていたが、厚労省は3価ワクチンを製造するようメーカー側に伝える。
 15日の予防接種部会で厚労省は、3価ワクチンへの切り替えにより季節性と新型ワクチンを別々に製造するよりも効率が良く、接種を受ける人の経済的・身体的な負担軽減も見込めると説明した。

 新型インフルエンザワクチンのみの接種を希望する人には、余剰が見込まれる今シーズンのワクチンを備蓄して対応する。


【関連記事】
「政府とワクチン政策のあるべき方向性探る」―三谷ノバルティスファーマ社長
新型ワクチン余る公算、解約交渉も検討−長妻厚労相
新型ワクチン副反応、症状は季節性と同様―厚労省に報告32例
インフルワクチンとウイルスの抗原性に“ずれ”
多種混合ワクチンの開発を―厚労省

「頭を動かさない方がいい!」警察官に言われた被害者は… 秋葉原殺傷(産経新聞)
「仕分け」候補の公益法人、常勤役員7割が天下り(読売新聞)
「私を論破してください」進次郎節さく裂(スポーツ報知)
<田中慶秋議員>収支報告書を誤記載 「連合神奈川から」と(毎日新聞)
<地震>福島県浜通りで震度5弱=午後5時8分(毎日新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。